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【相続登記義務化 令和６年４月１日～】について
2024-04-08
カテゴリ：その他
おはようございます。株式会社 サンホ―ムの清原です。
今回は【相続登記義務化 R６年４月１日～】について
令和６年４月１日～相続登記が義務化となりました。
義務化ですから何らかのペナルティ－があります。それは【不動産を相続したことを知った時から３年以内に登記しなければ１０万円以下の過料】
また勘違いしてはいけないのは、過去の相続分も義務化の対象だという事。ですから過去に相続した相続登記未了の物件も登記義務化の対象です。相続登記義務化の背景には【空き家問題】があり、空き家や空き地として長い間放置されることにより、ごみ不法投棄などの環境問題／空き家の瓦や窓ガラスの損傷や庭木等が隣接地や隣接家屋に被害が及ぼす可能性があり、今や社会問題となっているから。
私達不動産業者も物件調査において、謄本を閲覧してみると、何年も所有者が変わっていなくて『これどう見ても、相続登記が未了でしょ』といった物件もあり、売買等が進展しないケースも沢山あります。
相続人にしてみれば、費用が発生したり、未だ誰が相続するか決定していなかったりと様々な理由があるようですが、不動産業者にとっては業務を進める上で大変ありがたい制度です。
やはり【不動産所有権の責任の所在は、はっきりしておくべき】だと思います。
