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【小学校統合を取り巻く住宅問題】について
2023-02-10
カテゴリ:不動産(住宅)購入
おはようございます。株式会社サンホ―ムの清原です。
【小学校統合を取り巻く住宅問題】について
成徳/灘手小学校(※地元『鳥取県倉吉市の成徳/灘手小学校』)の統合をめぐる校名問題については、決定後の現在でも経緯に関する説明会の様子をニュースや新聞で取り上げられ、収拾がつかない状態が続いています。ふと先日公民館の回覧板をマジマジと見ていると、どうやら今度は小鴨/上小鴨小学校が統合されるようで、統合準備委員会開催の記事が掲載されていました。
校名問題はさておき、あくまでも素人考えではありますが、小学校統合は地域の活性化、特に人口減少等が急速に進むといった将来に対する不安感を増大させます。地域に小学校がなくなるという事は、地域コミュ二ィテイの核が無くなるという事。小学校は地域の交流の場として様々機能を有し、まちづくりの根幹を成しています。小学校の頃、今から思えば何てこともない子供会単位の行事にワクワク感を覚えたものです。
不動産業を生業としている観点から、住宅地購入の決め手は昔も今も小学校区と小学校迄の通学距離。弊社の会長曰く、住宅地の良し悪しについての議論のポイントはいつも『小学校一年生が、そんな遠くまで毎日歩いて通えるのか?』でした。小学校迄の通学距離が長くなってしまうので、統合問題では必ずと言っていいほどスクールバスの導入が検討されます。通学距離問題が解消され、一見すると住宅購入希望地の範囲が広がり住民が増えて、たとえ小学校が無くなったとしても人口減少が無く地域が活性化するように思えますが、スクールバス対応がいつまで続くのか等不透明な点もあり、実際の処どうなるかわかりません。
しかしながら、正直なところ住宅地の人気スポットは、小学校が中心というのは今後も変わらないのではと思います。