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【中古住宅購入時の住宅ローン控除活用の注意点】
2025-06-25
カテゴリ:不動産(住宅)購入
おはようございます 株式会社サンホ―ムの清原です。
今回は【中古住宅購入時の住宅ローン控除活用の注意点】
住宅購入について現金での一括購入の方は皆無。殆どの方が住宅ローン活用が前提で、しかも長期間返済で高額な借入。私も経験がありますが【返済計画表を見るたびに、なかなか残高が減らないなあ】と溜息をつきながら眺めていました。ですから、誰しも返済金額がすこしでも少なくなるような制度として『使えるものなら何でも使いたい』という心情になります。
そんな時に真っ先に頭に浮かぶのが『住宅ローン控除』
払った税金が戻ってきますから、何となく国からボーナスを貰ったような気分になります。しかも一年分基本一括ですから結構な金額になります。
以前のように借入金額の1%還付のような時代は『仮に住宅ローン金利がそれ(※1%)以下であれば、控除期間10年間は儲かる計算』
今は税法改正により『0.7%の控除期間が13年間に延長』と一見すると改正前と変わらないように思えます。
ところが、要件にしれッと『省エネ基準適合要件』が加わったことを知らない方が結構多い。新築住宅であればハウスメーカーからキチンとした説明を受けるから問題は無いですが、中古住宅にも『省エネ住宅適合要件』が加えられています。ですから(住宅ローンで)2000万円以上の中古住宅購入を検討の方は、『住宅省エネルギー証明書』か『建設住宅性能評価書(写し)』が必要。取得に関しては詳しい建築士等にお尋ねください。
※2000万円迄でしたら証明書が無くても2000万円迄ローン控除が受けられます。ですから住宅ローンが2000万円以下なら証明書が無くてもローン控除が受けられます。
尚、税金関係は本ブログを鵜呑みにすることなく税務署か税理士にお尋ねください。※詳しくは こちらを参照
