チョット気になる不動産お役立ちコラム
【物価高と賃料値上げと固定資産税の関係・・・】
2026-06-18
カテゴリ:不動産投資
おはようございます 株式会社サンホ―ムの清原です。
今回は【物価高と賃料値上げと固定資産税の関係・・・】
最近の物価高を反映して、日用品や食料品だけでなく様々な商品値上げのニュース報道は、あとを絶ちません。特に建築費上昇の波は元の数字が大きい分、上昇金額が半端ない状況です。見積書をとっても、日々値上がりしていますから一体全体『幾らが適正な値段なのか』分からないといった印象。新築であれば建築時の1回限り。他社と比較しない限りは『高いのか否か』分かりませんし、しかも『一度きり』ですから『致し方ないかな』と。
ところがアパ-ト等の収益物件の場合、経年劣化が進みますから絶えず修繕費用が発生します。しかもテレビ等で物価高が声高に報道されていますから、『何となく修繕費用が以前にも増して高いのでは』と(大家さんは)疑心暗鬼になりがちです。また都会では『アパ-ト等の賃料の値上げの話題』をよく耳にします。だからでしょうか、つい先日も大家さんより『入居者に賃料の値上げをお願いしたい』という相談を受けました。
(賃料値上げ)理由としては大家さん曰く『物価高で修繕費用が嵩む』から。そこで『賃料値上げは、不動産等の固定資産税がどんどん上がっている都会のケースであって、賃貸物件が飽和状態の地方では当てはまりませんよ。しかも今の設定賃料が極端に安い訳でもありませんし、固定資産税は(都会と違って)年々下がっていますし』と諭しました。(大家さんは)一応納得されましたが、何となく不満そうな表情でした。なぜなら、【『賃料値上げの理由を物価高だから』と自分は(大家さん)言っているのに『固定資産税が下がっているから賃料を上げることは出来ない』とは(清原さんの)言っている意味が分からない。』と
ところで、固定資産税(評価額)はどのように決まるのかご存じだろうか。
土地の適正価格を客観的に判断するための目安として利用される公示価格や地価調査の基準地の価格を踏まえて(固定資産税評価額が)決定されます。 では、公示価格や地価調査の基準地の価格はどのように決まるかというと、不動産鑑定士が周辺環境や取引事例だけでなく、様々な要因に基づき価格を決定します。判断材料には経済的要因も含まれる訳で、当然物価変動も加味されます。という事は、固定資産税は近年の物価高も反映されているという事になります。ただ、『固定資産税は物価高も加味されているのに、何故、固定資産税が下がっているのかというと、【物価高以上に土地の取引相場が下がっているから】
さらに固定資産税自体の見直しが3年毎ですから、現在の相場と物価変動と比べて、遅いというのが理由です。
この辺の理解が、一般の方にはわかりにくい様です。










