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【新築だから永久に大丈夫⁉】
2022-08-05
カテゴリ:不動産全般
おはようございます。株式会社サンホ―ムの清原です。
今回は【新築だから永久に大丈夫⁉】について。
新築住宅は全て完成(引渡し)から10年間の瑕疵保証が法律によって義務付けられています。よって、住宅・建物の新築後10年以内に見つかった欠陥は、建築会社・施工会社に補修を請求することが出来ます。しかしながら、『住宅の構造耐力上主要な部分』と『雨水の浸入を防止する部分』の設計ミスや施工ミスによるものに限られます。『屋根の雨どいを掃除しなかったことが原因の雨漏り』・『コーキングが切れたことによる雨漏り』は対象外/内装・サッシ・ボイラーなども対象外です。
仮に施工会社が倒産したとしても、修繕費用を確保するために、施工会社は「保険」または「供託」の措置をとることが義務付けられています。
従って、10年保証だからと言ったって全ての補修が請求出来る訳でもなく、また当然新築だからといっても永久に大丈夫ではありません。かく言う私も、新築から27年で屋根の吹き替えやゴムの張替やキッチン周りの入れ替え等のリフォーム工事をしました。経年劣化だけでなく、日々生活していく上で子供が増えたり、子供の成長に伴い好みや家族構成が変わり「現在の生活スタイルに合わせたリフォーム」を行う方もいらっしゃいます。さらに、ガ-デニングによって目を見張るような庭のあるご自宅も時々見かけます。
要は手間暇とお金を定期的にかけることが、家を長持ちさせる秘訣だと思います。