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空き家家財をメルカリに!
2022-09-27
カテゴリ:不動産全般
おはようございます。株式会社サンホ―ムの清原です。
今回は【空き家家財をメルカリに!】について。
空き家問題については、現在どの地方自治体も抱えている深刻な問題のようで、専用サイトを作成し、それなりに対策を講じているようです。 ※『空き家問題』については、以前本ブログにて紹介しています。『空き家問題(その1)』 『空き家問題(その2)』 参照
さて、9月22日/日本海新聞地域総合欄に興味深い記事が掲載されていましたので、紹介させていただきます。
『南部町は大手フリーマ―ケットアプリ「メルカリ」を運営するメルカリグループと空き家の利活用促進で連携すると発表。同町は現在NPO法人なんぶ里山デザイン機構と連携し、町内の空き家を改修して移住者に貸し出しているが、入居希望者が増加傾向にある反面、空き家所有者が家財を片付けられず、すぐに貸し出すことが出来ない状態。そこで同機構が業務委託サービス「しごとコンビニ」の登録メンバーに空き家の片付けからメルカリへの商品出品、発送までを委託し、家財はメルカリSHOP内に開設した「南部町空き家リサイクルショップ」で販売する。』
空き家を有効活用して移住定住のきっかけにしようにも、リフォーム工事の前段階の家財の片付けが出来ていなければ、何も始りません。
取り組んだ自治体が同じ鳥取県西伯郡のわずか人口1万人程度の南部町。親近感を覚えたと同時にどの自治体の空き家政策も似たりよったりの中で、メルカリと提携して空き家対策に取り組んでいるという事実は宣伝効果が絶大であり、町全体が真剣に取り組んでいる様子が見てとられます。そして他の自治体から「頭一つ抜きんでた」感が浮き彫りになり、空き家問題だけでなく、他県からの移住定住の起爆剤となり得ます。ある意味、南部町の取り組みに感心させられました。