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不動産投資の観点からの「リースバック」(その1)
2022-12-12
カテゴリ:不動産投資,アパート経営,マンション経営
おはようございます。株式会社サンホ―ムの清原です。
今回は【不動産投資の観点からの「リースバック」(その1)】について
『リースバック』をネット検索してみると、「リースバックとは住んでいる住宅を売却し、売却後は買主と賃貸借契約を結ぶことで、元の住まいに住み続けることが出来る仕組み」とあります。その言葉には【前所有者は売却後も賃貸住宅として住み慣れた住宅にソノママ住むことができ、しかも纏まった現金を手にすることが出来る。しかも引っ越し等の経費も掛からない。一方、新所有者は安定した賃料収入が見込まれ、さらに前所有者に対しては物件の状況を一番把握しているから安心、しかも大切に使ってくれるという期待感が持てる。】といった不動産投資の観点からは貸主・借主共にウインウインの関係を連想させます。
しかしながら実際はというと⁉
15年ぐらい前に、親戚の方より次のような相談を頂いたケースを紹介したいと思います。
【「甥っ子の生活が苦しく住宅ローンの返済が滞っているようで、今にも銀行から競売の申し立てを受け、最悪家を明け渡さないといけない。何とか助けてやりたいので甥っ子の自宅を自分が買い取り、甥っ子はそのお金で残っている住宅ローン全額返済して、返済した住宅ローンは甥っ子からの月々の賃料で自分に返済してもらう」といった手続きを自分の代わりにやってくれないか】という相談でした。
まさしく【リースバック】の相談です。しかも人助けのための。
今迄いろいろとお世話になった親戚の方ですので、売買契約の作成~司法書士への依頼まで本人と相談しながら行いました。
※本日はここまで
