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空き家のユニークな活用事例と相続登記義務化
2023-04-04
カテゴリ:不動産全般,不動産(実家)売却
おはようございます。株式会社 サンホ―ムの清原です。
今回は【空き家のユニークな活用事例と相続登記義務化】について。
3/30朝7:00~NHKニュースを視聴していると長崎市の不動産会社の『空き家のユニークな活用事例』取り上げられていました。興味深い事案でしたので以下紹介します。
【長崎市は高齢化と人口減少に伴い斜面地の空き家が増えています。こうした中で、長崎市の不動産会社が空き家の活用として、「リノベーションをして貸し出し、10年後に借主に対して『賃貸で住み続けるか』『土地と建物を譲り受けるか』選択できる」といった取り組みを始めました。お披露目会には約30組の子育て世帯夫婦が参加。長崎市の中腹の築53年の空き家をリノベーションした物件で広さは3LDK、家賃も周辺相場よりも低く抑えられている月額2万9000円。来店者からは『今から子育てに一番お金がかかるので、10年後に家がもらえるのは、すごく良いと思う』と好評価】
個人間で『タダで不動産を贈与する』というのは、税務上や法律上の問題もありトラブルになる可能性があります。しかし中間に不動産業者が入ることにより、そのような問題点が解消されます。
空き家問題については国も緊急の課題と捉え、平成27年の税制改正管理から管理不全の空き家については『特定空き家』として認定することにより固定資産税の軽減措置適用が受けられなくなりました。また3/31の日本海新聞で取り上げられていたように、令和6年4月1日より相続登記が義務化されます。親や祖父母が残した『空き家』等を『どうすることも出来ず放置状態のまま』にすることが出来なくなります。このように空き家問題を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。
対処方法としては、早く行動すること。但し、行政は相談には乗ってくださいますが、実際には動いてくれません。
弊社のような不動産業者に相談することをお勧めいたします。
