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本年の(本年以降の)不動産市場を予測してみると!(その1)
2024-01-11
カテゴリ:不動産全般
おはようございます。株式会社 サンホ―ムの清原です。
今回は【来年の(来年以降の)不動産市場を予測してみると!(その1)】について
日銀の大規模な金融緩和策を修正し長期金利の上限をに引き上げる事実上の利上げに踏み切って以降、若干ではありますが金融機関の住宅ローン金利が上昇しています。そしてロシアのウクライナ侵攻に端を発した原材料高と円安により住宅資材が高騰しています。今や『住宅購入は住宅ローンで100%賄う』のが当たり前の時代。住宅ローン特約条項挿入の売買契約書には借入金総額を記載することが必須となっていますから、売買契約書を実際に作成している私は事前に借入総金額を当然知っています。イメージとしては15,6年前より500万円~800万円程度増額している模様。そして今や夫婦共有/夫婦での返済が普通。いや、むしろ『夫婦での返済でないと希望金額での借入金が難しい』というのが本音でしょうか。しかし『結婚して、子供が出来、ある程度の年齢になるとマイホームが欲しいという気持ち』は誰しもがお持ちの様です。また驚きなのは、住宅ローン開始年齢が低年齢化していること。20代に組まれる方が目立ちます。35年ローンが当たり前ですから早く組んでしまおうというお考えです。『若い時に組んで、定年前までに完済』を視野に入れていますから、その面から言えば安定志向というべきでしょうか。
我々世代と違い、住宅ローンに対しては『借金を背負う』という負の印象を持っていない様に見受けられます。ですから『原材料高や円安・住宅ローン金利上昇』といった一見すると逆風とも思える状況でも、基本的に『住宅購入マインドは冷めていない』というのが私の見立てです。
※本日は ここまで
