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【これって?一体どうなのか】といつも疑問に思うこと
2024-03-11
カテゴリ:その他
おはようございます。株式会社 サンホ―ムの清原です。
今回は【これって?一体どうなのか】といつも疑問に思うこと
先日、購入をご検討中のお客様より、依頼を頂いた物件を調査しました。物件は全部で3筆。弊社は買主側、売主側には他社不動産屋が代理人として仲介に入っていますから、業界用語で言うところの『分かれ』
本来であれば、【売主側の仲介業者が物件内容を調べて、買主側の代理人である弊社に報告する】のが本筋ではありますが、買主側の依頼により色々調べてみると様々な点が気になり、「これって?一体どうなのか』と疑問に。
1、公図上では私有地約3筆程度を倉吉市所有土地が横断している。どうやら以前は水路があり、それがソノママ図面上残っている模様。いわゆる『青線』/水路は既に境界線上の『誰も困らない場所』に付け替えられているのだが、法的に倉吉市所有の土地が『青線』として存在しているので、そこには建物等の構築物を建てることが出来ない。建てるには『払下げ』や分筆登記等の手続きを(※倉吉市ではなく)所有者自ら費用負担して行わなければいけない。
2、倉吉市道が何筆にも分かれていて各々名義は個人名。道路名『市道○○線』と名前が付けられていたので、公道には違いない。謄本等で閲覧した時、誰が見ても公道と分かるように、行政が登記代を負担して『公衆用道路』に変更してくれない。
このように古い町並みの図面を閲覧してみると、『これって?一体どうなのか。何で行政はお金を負担して一目瞭然にしてくれないのか。』といつも考えさせられます。
