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【個人間売買は危険?やっぱりプロの助けが必要です。】
2024-08-23
カテゴリ:その他
おはようございます。株式会社 サンホ―ム清原です。
今回は【個人間売買は危険?やっぱりプロの助けが必要です。】
つい先日、かねてより取引のある地元企業の社長さんより『大阪の物件を購入したいのだけれども、どのような手順で進めたら良いですか?』といった相談を電話で頂きました。話を聞くのに、どうやら購入金額が少額で、売主側の代理人として仲介業者が入っていないらしい。そこで弊社にアドバイスを求められたようです。暗に仲介業者として売買に関わって欲しい様でしたが、『不動産は、地域毎で様々な条例や法律が絡み合い一様には判断できません。弊社では相場観や土地勘も全くありませんので、地元に根ざした不動産業者に依頼したほうが宜しいですよ』と丁重にお断りしました。
ところが、よくよく事情を聴いてみるに『売買を進める上で素人同志だと後々トラブルに巻き込まれて、安く購入したつもりが、かえって高い買い物になってしまうのでは』と心配され、さらに大阪に信頼できる不動産業社もご存じないご様子。 弊社も加入している『ハトのマークの全宅連』あるいは『ウサギのマークの全日本不動産協会』に加盟している不動産会社以外は『いわゆるブローカー』といった無免許業者。田舎は目立ちますから、無免許業者は皆無。勝手な想像ですが都会では横行しているのではと不審に思ってしまいがちです。
そこで、『県内の地方銀行/山陰合同銀行・鳥取銀行の取引支店を通じて大阪の支店、例えば「山陰合同銀行大阪支店」あるいは「鳥取銀行大阪支店」から地元の不動産会社を紹介して貰ってはいかがでしょうか』とアドバイスしました。社長さんはご納得され『トライしてみます』と言って電話を切られました。
仲介手数料の報酬支払いの際に『何故、こんな高額な金額を払わなければいけないの?』と不満げな態度をとられるお客様もタマにいらっしゃいます。
正規な報酬を払ってきちんと仕事をしてもらう。何か不備があってからでは遅い。この社長さんの言われるように『安い買い物が、かえって高い買い物にならない為に』信頼できる不動産業者に売買に携わってもらう。
このような危機管理能力のあるこの社長さんは『スゴイな』とアラタメテ感心させられたとともに、普段から私達不動産業者は『いい加減な仕事をしてはいけない』と思いました。