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住宅名義は(ご主人)単独名義あるいは夫婦共有名義がどちらがいい⁉(その1)
2022-06-29
カテゴリ:不動産(住宅)購入
今回は【住宅名義は(ご主人)単独名義あるいは夫婦共有名義がどちらがいい?】について。
(ご主人)単独名義と夫婦共有名義は、メリット及びデメリット共、各々裏返しの関係で、しかも単独名義は一般的ですので夫婦共有名義の観点から解説したいと思います。
夫婦共有名義のメリット
1、マイホーム購入予算が高めることが出来る。
住宅ローン借入金額に余裕を持ちたい場合、夫婦共有名義で住宅ロ-ンを組むことで2人の収入が基準となり、借入金額の上限をアップさせることが出来る。
2、住宅ローン控除が夫婦共に受けることが出来る。
借入金額残高に対し0.7%を13年間/所得税・住民税が控除されます。(令和4年4月1日~税法改正は※こちら)
夫婦共有名義のデメリット
1、一方の収入が減ることで返済が難しくなる。 女性が出産/子育て等で離職したり、仕事量を減らすことで収入が減ったり、あるいは病気や怪我などで退職・転職しなければならなくなる可能性だってゼロではありません。
2、離婚等で揉める可能性がある。 夫婦共有は、離婚することを想定していません。よって、財産分与で、一方が住み続けた場合、贈与税が発生する可能性があります。また、売却する場合も、離婚する夫婦が協力し合って売却活動をするというのはお互い苦痛になり、なかなか難しい面があります。
最近は夫婦のどちらかが不幸にもお亡くなりになった場合でも、住宅ローン残高がゼロになる夫婦連生団信を導入している金融機関もあり、夫婦共有名義を選択しやすくなっています。しかも、資材・人件費の高騰を背景に新築住宅の値段が上がり、 肌感覚としては10年ぐらい前から比べて800万円~1000万円近く値上がりしているようです。当然資金調達は借入金がほとんどですので、単独の年収では希望金額に届かないというのが現実のようです。
※本日は ここまで
